ステーションコントロールの部署では、主に航空機を安全に離着陸するための支援、重量重心位置の管理、気象状況の解析と予想、地上作業の総括および時間管理などを行っています。

業務内容は4つの分野に分かれており、運航乗務員への情報提供や飛行の監視を行う運航支援業務、貨物搭載物の内容や重量、搭乗旅客、受託手荷物重量を管理するロードコントロール業務、出発地空港を出発してから折り返しの地上作業の時間管理を実施するハンドリングコントロール業務、空港の悪天に関する注意情報、基地長の補佐業務を行うステーションコントロール業務があります。

【運航支援業務】

運航支援業務とは、主に運航乗務員へ空港の天候や風の状況、滑走路の状態などの観察し、会社無線機を利用し情報の提供を行っています。また、飛行中の航空機の監視や機体の情報の収集も行っています。

運航支援業務を行うには、社内の審査に合格しなければなりません。航空会社の本部教育を受講しその後、当社での訓練を行い、知識を習得していきます。知識習得具合を航空会社の審査官に確認して頂き、社内審査に合格した後、1人での業務となります。自空港では、冬期運航もあることから審査までには約半年から1年程度の時間を要しますが、訓練環境は整っていますので集中して訓練に挑むことが出来ます。

気象の解析に必要なSystemを利用し、出発地空港や目的地空港周辺の天候の移り変わりを解析し、運航乗務員だけではなく関係部署へ情報の提供を実施しています。また、運航乗務員との出発地空港、目的地空港の天候や飛行ルートの状況を確認しています。

【ロードコントロール業務】

航空機には、お客様が搭乗される床上と貨物や手荷物を搭載する床下貨物室とがあります。その床上や床下貨物室に搭載する重量を統括管理している業務がロードコントロール業務となります。航空機に搭載されるものとしては、飛行に必要な燃料、物資を輸送する貨物、搭乗されるお客様やその手荷物といった重量があります。航空機に搭載される重量には制限がありますので、その制限重量を超えないように重量の配分を行っています。また、重心位置にも前方や後方に限界があり、その制限値以内にあることを確認し、運航支援者経由で乗務員に提供しています。万が一、重心位置が悪い場合には、旅客部門や貨物部門に連絡し搭載位置等の変更を指示しています。

【ハンドリングコントロール業務】

ハンドリングコントロール業務は、出発地空港を離陸後、旭川空港の到着予定時刻から折り返しの出発予定時刻までの地上作業の時間の管理を行っております。お客様に提示している出発時刻までに燃料の搭載、搭降載作業、客室清掃などの作業、整備士の機体点検を考慮し出発のお客様の案内時間を決めて運航乗務員、客室乗務員、整備士、地上作業者全員が同じ意識で地上作業を行えるようハンドリングの監視を行っております。旭川空港への到着が遅延した場合は、機内清掃の時間の短縮指示や地上での作業時の進捗状況を確認しながら遅延を短縮するための指示を行っています。

【ステーションコントロール業務】

ステーションコントロール業務では、自空港の天候に伴う運航の影響や強風や雷、大雪といった悪天に対する注意喚起を行っています。また、大幅なダイヤの乱れなどが起きた場合、基地長の補佐役として関係各署に情報の連絡を行っています。